世界を凌駕するわが国の生産技術、自動車、造船、建設、鉄工から家電、ハイテク産業まで、あらゆる分野に当社は高品質の炭酸ガスを提供しています。
当社は、産業技術の進歩と共に成長を続けています。
用途
溶接
炭酸ガスで遮断(シールド)
しながら作業を行う
飲料
おなじみの炭酸飲料
健康・美容
炭酸泉や炭酸シャワーで血行促進効果や、美容効果が期待される
農業向け炭酸ガス施用
植物の成長を促し、美味しく大きな農作物の収穫を促す
排水の中和
コンクリート工場などの廃水の中和
(PHコントロール)用として使用される
医療
腹腔鏡下手術など医療の
現場で使用される
その他
柿の渋抜き、バリ取り、金属処理、水道赤水防止、鋳型砂の硬化促進、圧力の利用などにも使用される
一般容器/サイフォン付容器
通常は液化炭酸ガスを30kg充填したシームレスの鋼製容器です。
容器には、炭酸ガスを気体で取り出す一般容器と、液体で取り出すサイフォン付容器を使用しています。
超低温容器
鋼製の外槽と内槽(ステンレス鋼)の間を真空断熱した魔法瓶型式。
外部からの進入熱により容器内の圧力が徐々に上昇するため、3MPaを超えると安全装置が作動し、内部のガスを放出する構造となっています。
貯蔵タンク(CE)
真空断熱を施した貯槽(CE:コールドエバポレーター)が主流です。
液化炭酸ガスは-20℃、2MPa前後の状態で貯蔵され、製造工場よりタンクローリー車で供給されます。なお、貯槽設備の設置には法的規制があります。
無色無臭で不燃性のガスです。空気よりも重く、水に溶けやすい性質を持っています。また、炭酸ガスは、大気圧の下では通常気体で存在し、圧縮し冷却すると液体になります。その液体を断熱、膨張させ大気圧にすると、約3割の固体(ドライアイス)に変化します。そして、その固体(ドライアイス)は熱を吸収すると気体になります。
石油精製や石油化学プラントなどで発生する炭酸ガスを回収し、精製・加工して液化炭酸ガス・ドライアイスを製造しています。従って、私たちが工業的に生産している炭酸ガス・ドライアイスは、本来大気中に放出されている炭酸ガスを有効利用しているのであって、近年増加傾向にあり、地球温暖化の一因とも言われる炭酸ガスを新たに発生させているものではありません。
ガスの性質を熟知しておく
取り扱うガスが可燃性・支燃性・不燃性であるか、毒性であるか、また、その毒性がどの程度のものであるかなどを熟知しておいてください。
漏洩させない
毒性ガスが漏えいすれば中毒事故の原因となり、また可燃性ガスが漏えいすれば爆発範囲内の混合気をつくり爆発を起こす可能性があります。
容器に圧力調整器を取り付けたり、容器を交換したときなどには漏えい試験を行って確認してください。
高圧ガスの圧力について
確認しておく
高圧ガスは、圧力が高く、容器、配管などの内部では、常に外に押し広げようとする力がかかっていますので、打撃を加えたりしないでください。
特に、圧縮ガスは圧力が高く、圧力に対する認識が必要になります。
バルブは静かに開閉する
容器バルブのみではなく、配管に設けたバルブであっても、ゆっくりと静かに開閉してください。
ガスを他の目的に流用しない
特に可燃性ガスや毒性ガス及び酸素ガスは大変危険なガスですので、本来の使用用途以外に流用しないでください。
器具類は専用のものを用いる
調整圧力が同じでも、他のガスを流したり他の調整器を流用しないでください。
圧力計やガスホースなども同様に流用はしないでください。