工業ガス

工業ガス(産業ガス)とは鉄鋼、化学、研究、自動車、建設、造船、農業、医療、食品、電子関連等に幅広く使用され、さまざまな形態で供給されています。
過去、現在、未来と社会に必要不可欠な役割を持つ分野となっています。


主要取扱商品

酸素ガス

写真:溶接作業

用途

溶接用、金属加工用、化学用、製鋼・製鉄用、養魚・活魚用、医療用等

性質

分 類支燃性
色・臭気体:無色・無味・無臭
液体:淡青色・無味・無臭

分子量32

窒素ガス

写真:袋の開いたポテトチップス

用途

金属熱処理、低温用、化学用、分析用、食品用、研究用、医療用等

性質

分 類不燃性
色・臭気体:無色・無味・無臭
液体:無色・無味・無臭

分子量28.01

アルゴンガス

写真:溶接作業

用途

研究用、溶接用、分析用、金属加工用、食品用等

性質

分 類不燃性
色・臭気体:無色・無味・無臭
液体:無色・無味・無臭

分子量39.95

アセチレンガス

写真:溶接作業

用途

溶接用、熱処理用、溶断用、分析用等

性質

分 類可燃性
色・臭気体:無色・無味・無臭
流通しているガスには臭いがあります

分子量26.04

LPガス(工業用)

写真:ガスコンロからでる青い炎

用途

燃料用、溶断・溶接用等 

性質

分 類可燃性
色・臭無色・無臭
流通しているガスには一部を除き臭いがつけられています

分子量44.1

フロンガス

写真:業務用の大きな冷蔵庫

用途

主に冷凍・冷蔵設備、空調(エアコン)の冷媒や精密電子部品の洗浄等に用いられる。。
近年ではエコキュートやショーケース等に炭酸ガス冷媒も用いられている。

種類

各種冷媒、新冷媒、次世代冷媒、再生フロン、炭酸冷媒等の冷媒ガスを取扱っております。

その他ガス

写真:実験室に置いてあるチューブが刺さったガラス容器

種類

アンモニアガス・ヘリウムガス・メタンガス・レーザーガス・水素ガス・塩素ガス・亜酸化窒素・六フッ化イオウ・酸化エチレン・各種高純度ガス・標準ガス・混合ガス・その他特殊ガス等

供給方法

写真:ガスボンベ

高圧ガスは用途や使用量、使用圧力等によってさまざまな供給形態がございます。

当社ではお客さまのニーズにあわせた供給方法をご提案させていただきます。

【供給方法例】

①容器(バラ瓶)②カードル(集合容器)③LGC(超低温容器)③CE(コールドエバポレーター)



今日もみなさまに 安心をお届けいたします

高圧ガス取り扱い上の基本事項

イラスト:納得する男性

ガスの性質を熟知しておく

取り扱うガスが可燃性・支燃性・不燃性であるか、毒性であるか、また、その毒性がどの程度のものであるかなどを熟知しておいてください。

イラスト:ガスボンベからガスが漏れ出ている

漏洩させない

毒性ガスが漏えいすれば中毒事故の原因となり、また可燃性ガスが漏えいすれば爆発範囲内の混合気をつくり爆発を起こす可能性があります。
容器に圧力調整器を取り付けたり、容器を交換したときなどには漏えい試験を行って確認してください。

イラスト:虫眼鏡を持つ女性

高圧ガスの圧力について
確認しておく

高圧ガスは、圧力が高く、容器、配管などの内部では、常に外に押し広げようとする力がかかっていますので、打撃を加えたりしないでください。
特に、圧縮ガスは圧力が高く、圧力に対する認識が必要になります。

イラスト:バルブに向かって伸びる手

バルブは静かに開閉する

容器バルブのみではなく、配管に設けたバルブであっても、ゆっくりと静かに開閉してください。

イラスト:ガス缶を加える犬の後ろに禁止マーク

ガスを他の目的に流用しない

特に可燃性ガスや毒性ガス及び酸素ガスは大変危険なガスですので、本来の使用用途以外に流用しないでください。

イラスト:「exclusive only」のテキスト

器具類は専用のものを用い

調整圧力が同じでも、他のガスを流したり他の調整器を流用しないでください。
圧力計やガスホースなども同様に流用はしないでください。