ドライアイス

ドライアイスは食品の冷凍や保存用や低温輸送など、私達の生活と密接な関係にあります。

その他にも工場設備機器などの洗浄、鋼材のサビとりなどに使われております。


用途

イラスト:箱のシルエット

保冷・輸送

食品・工業薬品の保存や輸送に使用

イラスト:機械から液体を噴射しているシルエット

洗浄

ドライアイスブラストは溶剤・洗剤や研磨材を一切使用しない、人と地球環境にやさしい洗浄技術

イラスト:聴診器のシルエット

医療分野

血液や臓器、試薬やワクチンなど温度変化に敏感なものの低温輸送

イラスト:霧のシルエット

演出

舞台や結婚式場などの演出に使用

イラスト:「ather」と書かれたプレートのシルエット

その他

さまざまな分野で粉末状の
ドライアイスも使用

種類

写真:板状のドライアイス

[スライス品/スライス包装品]

角型のドライアイスを裁断した主力商品です。500g、1kg、2kgなど用途に応じて裁断でき、比較的長時間の冷却に適しています。フィルム包装したスライス包装品のご用意もあります。

写真:ペレット状のドライアイス

[ペレットドライアイス]

専用装置で製造される円筒状のドライアイスです。直径約1mmから19mmまでの製造が可能。

性質

写真:コップに入ったドライアイスから霧が発生している

・ドライアイスは二酸化炭素(炭酸ガス)を固体にしたもので、-78.5°Cのきわめて低温のものです。

・ドライアイスは融けても液体とならず、直接気体の炭酸ガスに戻ります。この現象を昇華と言います。

・ドライアイスは昇華して気体となると容積が約750倍に膨らみます。

・ドライアイスは1kgで約630kJ(150kcal)の冷却力を持っています。

・ドライアイスは乳白色で無臭のものです。昇華して出る炭酸ガスは、無色、無臭で、ビールや炭酸飲料の泡と同じものです。

・ドライアイスを湯(水)に入れると白煙が発生します。これは昇華した炭酸ガスの色ではなく、湯(水)が霧状になったものです。

・炭酸ガスは水に溶けると弱い酸味や弱い刺激性の臭気を感じることがあります。

・炭酸ガスは、空気の約1.5倍の重さがあるので低い場所に滞留します。

ドライアイスの取扱いについて