LPガス基本情報

名前について

プロパンガスの正式名称は「Liquefied Petroleum Gas」、その頭文字を取って〝LPガス〟などと呼ばれています。また日本語では「液化石油ガス」という名前もあります。

供給エリア

持ち運びカンタン 全国各地で使用されるLPガス

LPガスは、ボンベに充填すれば簡単に運べるため、山間部や離島も含め全国各地に供給されています。都市ガスの導管は国土面積の7%しかなく、47都道府県のうち32の道県ではLPガス使用世帯数が都市ガス使用世帯数を上回っています。

役割

安心・安全をお届けします
家庭用や飲食店などの業務用はもちろん、 工業用・自動車燃料・お祭りの出店・キッチンカー・ アウトドアなどさまざまな場面で活躍し、地域や暮らしを支えています

プロパンガスは≪災害に強いエネルギー≫

LPガスは「自立稼働が可能な分散型エネルギー」です。ボンベに充填して必要とする場所に設置できる分散型で電力などを介さずに独立して稼働します。災害発生時にガスの供給が遮断された場合も、個別に調査・点検を行うことで都市ガスや電力に比べると早く復旧させることができます。多くの場合、建物の屋外にLPガス容器が2本設置されており、1本は使用中、もう1本は満タンのボンベが予備として取付されているので、災害が起きても約1か月程度ガスを使うことができます。また、設置が容易であることから災害発生時の炊き出しや仮設住宅などでも、発電・冷暖房・調理・給湯の主要エネルギーとして用いられました。